心不全とは、心臓が何らかの原因で悪くなりきちんと働かなくなった状態のことを言います。
「何らかの原因」とは、狭心症・心筋梗塞、高血圧、弁膜症、不整脈などです。
心臓は全身の臓器に栄養を送り出していますが、心不全の状態になると心臓は無理して血液を送り出そうとします。しかし、弱った心臓を頑張らせることになり、やがて疲れて心臓がバテてしまいます。
その結果、心臓と肺はつながっているため肺に水が溜まり、足にむくみが出るようになります。
息切れが徐々にひどくなり疲れやすくなり、夜中に寝ている時に咳や息苦しさが出て眠れなくなります。
このような状態になるとすぐに治療を開始しなければなりません。
自分の心臓のステージが知りたい方は、自分の心臓のステージを知っていますか?をご確認ください。
心不全にならないための自己管理の方法については、心不全を悪化させないための 4つ の自己管理をご確認ください。